2011年12月5日月曜日

焼き芋と消火訓練

この週末は町内会年末恒例の焼き芋&消火訓練。消防団員として参加です^^ 今年もたくさんの子供たち、親御さんが集まってくれました。 本当は、毎年公園の落ち葉掃除をして、その落ち葉で芋を焼くのですが、今年は放射線量問題に配慮して 薪で焼く事に。 ちなみに事前に市に依頼して放射線量は測っておりました。 結果は基準値以下で問題無し。でも、父兄の心情に配慮したという訳です。 不安に思って焼き芋を捨てられちゃうより、イベントとして安心して食べてほしいですからね^^ 消火訓練では子供達が大きな声で「火事だぁ〜」と叫びながら的に向かった消化器を扱う練習。 小さい頃から身体に覚えさせるって大切ですね。 今年はロープを渡して、レンジャー体験もしてもらいました。 こちらも大盛況。 鶴見消防署末吉出張所のみなさま、今年もお世話になりました。

2011年11月13日日曜日

炊き出し訓練

今日は震災ボランティアではなく、地元消防団活動。 まずは、地域の消火栓位置確認。 新しい分譲地域には消火栓が無く、最も近い消火栓からは恐らくホースを10本以上連結しないと水が出せないような場所。 「もしも」の時を想像しながら現場確認。 その後は、炊き出しの訓練の立ち会いに。 これで6kgの白米が24分で炊きあがりました。 およそ100人分だそうです。 ところで、今日の訓練、若い人の姿はゼロ。 いざという時はご年配の方よりやっぱり若者の力が必要。 こういう催しに積極的に出てもらうのは無理なのかな。 発想は健全じゃないかもしれないが、何かで釣らないといけないかな。

2011年10月27日木曜日

しばし中断

前回の石巻から早いものでもうすぐ2ヶ月になろうとしてますが、その後活動できておりません。 心苦しくも思いながら、ちょっととある事を始めたために時間的制約があって痛し痒しです。 東北はもうすぐ厳しい冬を迎えます。 物資や義援金に加えて人の温かさがますます必要とされる時期が来ようとしてます。 時間的な制約の中、これまでと違った関わり方を模索中・・・

2011年9月4日日曜日

一般参加で石巻

週末の金土と、2週間振りに石巻に行ってきました。 今回はスタッフではなく一般参加。団体のキャンセルがあり声がかかったので急遽行ってきました。 2週間振りの石巻は、7月より8月、8月より今回と、着実に復旧してます。 湊小VCチーム神戸代表の金田さんが仰ってましたが、湊小避難所も秋には閉鎖されるであろうとのことでした。 ボランティアも次なるフェーズに入ろうとしてます。 ニーズの掘り起こしも重要になってきますね。 そんな週末の活動はこちらで。

2011年8月21日日曜日

石巻again!

週末は石巻の度でした。
今回はボラバススタッフリーダーなどという大役を仰せつかり・・・

活動の詳細はこちらで。
http://ksvn.jp/blog/vol-bus11973.html#more-11973

前回から一月半。今回は自分では写真撮るのやめました。
いろいろと考えましたが、なんか違うな、という結論で。
でも作業の様子はお伝えしたいな、と思うとこのリンク先が最適かと。
これはボラバス参加者がメールで状況を報告することで、それを神奈川ボランティアネットワークの編集スタッフがUPしてくれている記事です。

2011年8月19日金曜日

4回目の東北

今夜から、また東北弾丸ツアーに行って参ります。
2回目の石巻。
前回から一月半経ちますが、現地の復旧がどこまで進んでいるのか気になりつつ行って参ります!

2011年8月7日日曜日

RIDE FOR PEACE

本日はある方の活動のご紹介です。

ひとりの鉄馬乗りが、陸前高田や大船渡でテント生活をしながらずっと被災地ボランティア活動を続けているそうです。
詳しくはこちら「RIDE FOR PEACE

昨日お世話になっている一国サイクルワークスさんで談笑しているときにこちらのステッカーが目にとまり、RIDE FOR PEACEさんの活動をしりました。

¥300のステッカー、経費の¥20を除いた¥280が義援金として被災地に送られるそうです。
早速購入して、愛馬に貼りました^^

2011年8月3日水曜日

4回目確定

次のボラバス、やっと決めました。
諸々予定を避けて、19~20に石巻で確定です。

レポは、また。

2011年7月18日月曜日

ママリングスさんイベント



3連休中日の日曜日、押上まで実妹が主催するイベントに顔を出してきました。
詳細は、妹のブログ「ママリングス」で^^;

ワークショップは参加せず、講演だけでしたがなかなか良いイベントでした。
今後も応援して行きたいと思います。

会場近くのお寿司屋さんが美味しかったことも行って良かったひとつかも(笑)

2011年7月9日土曜日

石巻

東北訪問第3弾は当初東松島の予定でしたが、出発数日前に急遽石巻へ。 運営スタッフとして行ってきました。 スタッフですので当然に当日乗るだけで良い、訳ではない訳で、準備にも可能な限り参加して当日を迎えました。 途中の行程は、はしょりますが、石巻市街の光景が嫌が応にも焼き付きました。 復旧すら進まない・・・
川沿いも津波の遡上の爪痕が痛々しいです。 このような光景を目の当たりにした後、作業したのは自動車販売業を営むお方の整備工場でした。 地震当日、目の前の道路はクルマで逃げる人で渋滞となり、多くのクルマが流され数多くの尊い命が犠牲になったそうです。
気温がグングン上昇する中、少しでもお役に立とうと皆で黙々と作業。 チーム力は凄い!
最終的な成果。 少しでも、街の復旧に繋がればとの思いです。 現地ボラセンスタッフの「人手が全然足りていない」という言葉が切実でした。

2011年7月4日月曜日

今週末は東松島

いよいよ近づいてきました、ボラバススタッフとしてのボランティア。
今日は、当日の運営スタッフとの事前ミーティング。
これで、全員との顔合わせがようやく終了。
参加者への懸念事項伝達も終わり、あとは当日に早めに行って頭の中で流れをシミュレーションかな。

便数が増えた分、スタッフの対応が追いついていないみたいですが、なんとか続けるために力になれればと思います。

山田便スタッフ募集中!

2011年6月27日月曜日

救命救急講習

昨日の日曜日は朝9:00から横浜市火災予防協会主催の救命救急講習に参加してきました。
これ、防災士資格認定に必要な必須履修項目の一つなんです。
日赤の講習か各消防署、もしくは自治体主催の講習履修が必要なため受講してきました。
本来は、普通コース(3時間)で良かったのですが、申し込み時に良くわからず1日コースにしてしまいました。
日曜日が丸1日潰れることに抵抗を感じつつ横浜へ。
今回の受講者は42名。
こんなにいらっしゃるとは思いませんんでした。
意識の高い方が多いことに自分の意識の低さが恥ずかしい・・・

講習自体は心肺蘇生法がメイン。
心臓マッサージからAEDの使用を一連の流れでみっちりやります。
受講案内に「汗をかくのでタオルを」なんて書いてありましたが、ここまで汗だくになるとは思いませんでした。
昨日は幾分涼しくてそれですから、真夏日の日はヘトヘトでしょうね。

そんなこんなで17:00までの講習終了後、修了証(カードタイプ)を頂きました。
3年周期で講習を再受講して知識・技術レベルを維持するようにとのこと。
復習しないと忘れそうだからなぁ。
1年に一回でもいいくらいかもですね。

2011年6月25日土曜日

合格通知

合格通知なんて衛生管理士以来か?!

あとは日曜日に救命救急講習を受けて、修了証とともに申請すれば晴れて防災士です^^

2011年6月20日月曜日

3度東北へ

次の東北行き決まりました。
やはり宮城に、7月の第2週の金土で行ってきます。
今回はボランティア参加者側ではなく、運営スタッフ側。
事前の準備が大事ですね^^;

その頃には結果出てるな、防災士^^

2011年6月19日日曜日

防災士

初めて行った災害ボランティアから帰ってすぐに申し込んだ防災士資格取得。
この週末2日間はそのための講習&試験でした。

場所は東陽町。
東陽町は初めての街でしたが、昨日は半チャンラーメンが評判の地元のラーメン屋。
本日はコンビニのイートインで昼食。
って、そんな話ではなく・・・^^;

そもそもなぜに防災士かというと、今後長期にわたり災害ボランティアに携わって行くとなると、やはり自分自身の判断の物差しを持つことが重要になる訳で・・・
そうなってくると知識の習得が最低限必要な訳で・・・
ズボラな僕は追い込まれないとやらない訳で・・・

という訳で6月の講座締め切りぎりぎりで申し込んだのでした。
最初は民間資格だからとタカをくくっていたこの資格。
届いたテキストの分厚さと、事前課題の提出必須の条件に嫌が応にも真剣にならざるを得ませんでした^^;

なんとかテキストも事前に読破し、課題も前日にギリギリ終了させこの二日間に臨みました。

結論。純粋にためになりました。
これまで、地震や災害の備えって、乾パンをどうするだとか、ラジオを忘れずにだとか、懐中電灯は必要だよねだとか、そんなことばかり気にしてましたがそれって地震発生後に五体満足で初めて必要な訳で、まずは無事で居ることを優先すべきというのは考えれば当たり前ですが目から鱗でした。
また、過去の事象を知っておくことが防災に対する意識を高めるということも大切と痛感しました。先日の東北地方太平洋沖地震において、岩手県宮古市姉吉地区では昭和三陸大津波を体験した先人の「ここより下に家を建てるな」との石碑の教えを守った地域住民には、教えを守ったお陰で被害が無かったと言われてます。

防災士とは、防災に対し知識スキルをひけらかすことが本文でなく、得た知識や情報を伝播することが最重要な役目と見つけたり。

さて、試験は合格しているのでしょうか?(笑)

ちなみに、防災士になるには今回の講習による31項目の履修と、救命救急の履修の合わせて32項目が必須履修項目となってます。
救命救急は26日に行ってきます^^

2011年6月14日火曜日

災害非難体験イベント「学校へ泊まろう!」

今回はボランティア活動とちょい離れて・・・

我が子の通う小学校でのイベント「学校に泊まろう!2011」でした。
このイベントは小学校の体育館に一晩泊まって、避難所体験をしてみようという企画でお父さんの会主催で昨年から実施。
私もお父さんの会メンバーなので当然参加し、またプログラムの一部の役割としても参加してきました。
昨年は鶴見川の花火大会の日に重ねてイベント色濃く開催しましたが、今年は3.11がありましたので、より災害対策色を濃くして開催しました。

内容は、被災地域のお話、災害時に何をすれば良いか楽しみながら学べるクイズ、地域の防災のお話(ここで消防団員として登場^^)、鶴見区災害対策についてなどなど。

クイズのあたりまでは子供たちも楽しんでましたが、いかんせん今回は我々が伝えたいことありすぎて、スケジュールが大幅に遅れ子供たちは後半飽き気味モードへ。
地域の防災のパートは半分くらいの子は聞いてませんでしたね^^;

とはいえ、防災について今回のように集中して学ぶ機会はそう多くはないので、良かったのだと思います。
できれば、この知識が役立つときが来ないでほしい、と願いますが日本に住んでいる限りは無理というもの。
世界で起きている大地震の約4割が日本で起こっているという現実を直視して、災害に備えなければなりません。

「自分の身は自分で守る」
自助が大事です。

イベントスタート!

お父さんの会ビブス

鶴見区のマスコット、ワッくん

去年は段ボールで仕切る、なんて知らなかった子供たち・・・

2011年6月10日金曜日

Tokyo Towerでボランティア・・・


今日はEarthday Tokyo Tower Volunteer Centerさんにお邪魔しました。
目的はこちらが主宰していらっしゃる、ボラバス(ボランティアバス)の内容、運営方法をお聞きし、今後の活動に役立てることでした。

Earthday Tokyo Tower VCさんは名前の通り東京タワーの1階にあります。
説明会は19時から。
九段下から電車に乗り、久しぶりに日比谷線に乗り換え、神谷町で下車。
前職で通い慣れた神谷町。
あまり変わってませんでした^^

ちょっと時間が押していたので慌て気味に東京タワーまで歩いていたのですが、通り沿いのお店のオープンテラスに目をやると、飲んでいた以前の後輩にバッタリ。
現在彼は赤坂にある代理店で働いてますが、元気そうで何よりでした。

そんな驚きもあった金曜日の夜。
肝心のボラバスについては、運営母体の違いとか、活動方針の違いとか知ることが出来て良かったです。
後は実際にボラバスの運営スタッフ(たぶんここは、プロが運営。ツアー会社が協賛している)の動きを盗みたいところですが、ボランティア参加費がマイクロバスでも1諭吉を超えるので躊躇してます^^;
たぶんksvnの活動で手一杯だし。

とは言え、いろいろ情報収集して、自身の活動に繋げたいと思います

2011年6月6日月曜日

ボランティアバス運営責任者講習会

RED BULLの咆哮が元町に轟いた日曜日、神奈川災害ボランティアネットワークの、ボランティアバス運営責任者講習に参加してきました。

ボラバスの目的とは?
運営責任者の役割とは?

しっかりと参加者に考えさせ、課題を認識させるとともにそれを自らの行動に繋げさせる内容。
ご自身もボランティアであるスタッフの皆さんに感謝したい、充実したプログラムでした。
おかげでまた、志が同じ多くの仲間に出会えました^^


2011年6月4日土曜日

東北へ、再び。

昨日金曜日から今日にかけ、2回目のボラバスツアーに参加してきました。 今回の行き先は、東松島市。 このあたりはお隣の石巻同様に被害が甚大だったところ。 今回のお手伝いは、地域の公園の汚泥除去と、側溝の汚泥除去。 側溝は大変そうでした。今日一日40人掛かりで対応しても、側溝は50mくらいしか除去できず。
災害が発生した際、「復旧・復興」という言葉が良く使われますが、いまはまだ「復旧」の段階です。 まずは元の状態に戻す。 これに現在多くの時間と多くの人手がやっぱり必要だとあらためて実感。 最近、とある方から「もう東北も大分落ち着いたんでしょ?」なんて聞かれましたが、いやいや何を言ってるの?あなた。 まだまだ続けなくては・・・
震災から3ヶ月。仮設住宅がようやく入居目処がたった感じ
まだまだ手つかず(写真はゴルフ練習場のフェンス)
ここに再び稲穂が実るのはいつになるのだろうか・・・

2011年6月2日木曜日

ママリングスさんチャリティ講演会開催

ママリングスさんが第3弾となるイベント、チャリティ講演会を開催されるそうです。
テーマは「東日本大震災 被災の影響から考える私たちの子育て

ママリングスさんは、"母親の視点"で今回の震災に向き合って活動されてます。
ご興味ある方は問い合わせてみては如何でしょう。

2011年6月1日水曜日

妹の活動:ママリングス

震災以降、妻として二児の母として忙しいだろう中、精力的に活動している実妹の活動日記が更新されましたので本日はそのご紹介^^

ママリングス:大船渡便り

2011年5月29日日曜日

イベントのお知らせ

妹が主宰するママリングスのイベント情報です。

ママリングスのチャリティーイベント第三弾はチャリティー講演会です。6月19日(日)9:30〜12:00【東日本大震災、被災の影響から考える私たちの子育て −食生活、外遊び、夏場の過ごし方、どう考えたら良いの?−】放射線専門家の基調講演、臨床心理士のワークショップ、バイオリン演奏。

場所等の詳細は追ってUPいたします。

2011年5月28日土曜日

支援物資:洗濯機

今日はママリングスを主宰して東北に支援物資を定期的に送っている妹の手伝いをしてきました。
梅丘にお住まいの方から洗濯機を譲っていただけるとのことで、その引き取りです。
引き取った洗濯機は妹が日頃の活動でお世話になっている、亀戸のcressonさんへ。



ちょうどお昼時でしたので、近くに住む母親も誘い、カレーを頂きながらつかの間の親子の時間を過ごしました。
久しぶりに会う母は少し痩せてましたが元気な母に会い、僕も元気をもらった気がします。


さて、いよいよ来週は2回目のボラバスです。

2011年5月19日木曜日

次回の日帰りボランティアは・・・

本日連絡がありまして、次回は6月3日出発の4日帰宅予定です。
そんでもって、翌日はボラバススタッフ講習会。

さらに、翌週はお父さんの会のイベントで、さらにさらに翌週は防災士の研修故に来月は休みなしか?!

2011年5月18日水曜日

山元町でのボランティア

先日のボランティア活動の様子が「神奈川災害ボランティアネットワーク」にアップされました。

5/13-14 ボランティアバス第2便 山元町へ


2011年5月17日火曜日

今後のボランティア活動

先日のボランティア活動は本当に行って良かったと思いました。
同時に、この一回でやめてはいけないし、やめる訳にいかないとも…
もう少し踏み込んで、且つ継続的に活動するために、スタッフ側に回ろうと決意、ksvnさんからも連絡をいただきました。

来月にあるスタッフ研修会以降の活動になるかと思いますが、これで中長期的な活動の目処が立ちました。
少しでも前進するサポートが出来ればと…

2011年5月15日日曜日

災害ボランティア活動


2011.5.13〜14にかけて神奈川災害ネットワーク(ksvn)さん主催のボランティアバスに参加、ボランティアデビューしてきました。

お邪魔したのは、宮城県亘理郡(わたりぐん)山元町。
今回のボランティアは、被災された方のご自宅の泥出しなどがメインでした。
活動した地区はこの山元町でもいわゆる新興住宅区画でまだ建物も比較的新しい家が多い地区でした。

海岸からは約3kmほど離れてますが、1.4〜1.5mほどの津波の被害を受けており周辺にはまだ流された車や家財道具などが散乱してました。

今回の行程は、金曜日の19:30に横浜駅前をバスで出発、東北道を北上し途中数カ所のSAによりながら朝7:45に山元町ボランティアセンターに到着。
受付を済ませ、現地の担当者と今回の活動場所へ移動、9:30頃より活動を開始しお昼休憩を30分ほど挟み15:00頃まで活動しました。
対象となるお宅は全15棟。所沢からのボランティアチームとともに1チームあたり6名で9チームに別れ活動しました。
活動の記録はこちらのサイトをご参照ください。http://ksvn.jp/news2762.html

今回当地を訪れたとき、TVから流れてくる映像とは全く異なり非常に奇麗な佇まいで、震災の爪痕はあまり感じられませんでした。
15棟あるこの一角も非常に奇麗で、一見では震災被害がみあたりませんが、それはここの住民の方々が団結して整理したからだそうです。
なんとか地域で外周は片付けを済ませたものの塩害によって植栽がダメになったためその処分や、床上浸水したために床下に溜まってしまた汚泥の処理は個人や地域住民の力だけでは何ともならず、今回のボランティア要請となったそうです。
自治会長さんと少しお話しさせていただきましたが、皆さん5月3日までは避難所生活を余儀なくされていたとのこと。
震災後地域の方と一緒になって少しずつ清掃をし始めたそうですが、この地域では特に海岸寄りに下水道設備が整っていないお宅も多く、津波では汚物や汚水もながれ大変な状況だったそうです。
それでも、ボランティアに頼ること無くここまで片付けをしてきて初めて今回のボランティア要請を行ったとのことでした。
避難所の生活はそれはそれはストレスを感じる生活だとおっしゃってました。
あるお宅の方からは、「来ていただけなければ一生この汚泥と暮らさなきゃならないところだった」と涙まじりに感謝されてしまいました。
石巻や陸前高田、気仙沼など被害が甚大だと報じられている地域にはこのGWまで数多くのボランティアが訪れましたが、当然のことながら報道されていない地域でもボランティアのニーズは非常に高くやることはまだまだあると感じました。
お昼のときにちょっと時間があったのであたりを回りましたが、この各家の玄関には町の被災状況調査の結果「赤」「黄色」「緑」の布が貼られてました。
これは倒壊の「危険度」を表してあり、半径100m程を回っただけでもかなりの家が「赤」でした。
津波によって基礎の部分から母屋だけが数メートル流されている家も数件、完全に倒壊してしまっている家も数件、震災の映像にもあるように、流され放置されている車も周辺にはまだまだあります。
(ちなみに帰路は常磐自動車道を使い仙台南部有料道路を使いましたが、常磐自動車道より海側は映像で見る光景と全く同じで、まさに空襲後の焼け野原のような状況が目の前に飛び込んできました)

今回はたった1日の活動でしたが感じたことが2つ。
一つはボランティアには様々な形があるということ。
今回お手伝いした地域の方々は、幸いにして家を流されずに済んだので、自分たちで出来ることはし出来ないところをボランティアの我々がお手伝いするというかたちでしたが、ご自宅が流されたり、倒壊の恐れがあるため自宅に帰れない方々はいまだ避難所生活を余儀なくされており、そんな方々を支えて行くかたちのボランティアもあり。
また、そんな個々に異なるニーズと地域によって異なるニーズとシーズをマッチングさせるボランティアもある。
加えて現地で出来ること現地でしか出来ないこと、現地に行かずとも物資の収集や仕分けなどいま住んでいる地域でもできること様々で、それぞれが重要なボランティアだなと感じました。
また、個人でボランティア活動することも大変すばらしいことですが、今回のようなバスである特定地域の素性のわかっている団体がボランティアに来る、ということも、住民の皆さんにはとても安心できると仰ってました。

二つ目は、当たり前のことですが忘れがちなこと。やはり人は支え合って生きているんだということ。
今回お手伝いさせていただいた地域住民の方の一致団結した活動もしかりですが、行きの高速でやはりボランティアバスでいらしている大阪や兵庫の方々を数多くお見かけしました。新潟ナンバーのバスも見かけました。
私は直接お話できませんでしたが、やはり阪神淡路の時にいろいろ助けてもらったから、というのがボランティア参加者の参加動機となっているようでした。
今回一緒にボランティアに参加した方には阪神淡路はもとより、雲仙や三宅島、中越地震でも活動された方が数名いらっしゃいましたが、皆さんが共通に「今回は復興にかなりの時間がかかるだろう」と仰ってます。
そのためにも、出来るだけ長く、多くの方がボランティア活動を続けられるようなボランティア体制や環境の整備が必要だと感じています。
私自身も、今回の活動限りではなく継続して活動して行くためにもう一歩踏み込んで活動しようと思います。
とはいえ、普段はサラリーマンの身ゆえに限界もあります。
でも、そんなハードルも少しだけでも下げることで「活動はしてみたいけど・・・」と踏み出せないでいる方の一歩を踏み出しやすく、肩をポンっとたたいてあげることも出来るんじゃないか?とも思ったりしてます。

いずれにせよ今後完全復興までにはまだまだ時間がかかりますし、やることは数多くあります。
少しでも復興を前進させるために、少しでも力になれればと思いを強くした週末でした。
ボランティアバス出発前の風景(13日 19:00頃)

各地からのボランティアバス@国井SA(14日 5:00頃)

山元町ボランティアセンター(14日 8:00頃)

活動場所周辺

活動場所周辺

活動場所周辺

活動場所周辺

今回の装備品

2011年5月13日金曜日

今夜出発

準備は万端?整いました。多分^^;

今夜、ksvn(かながわ災害ボランティアネットワーク)さん主催のボランティアバスで、宮城県は亘理郡山元町に、お手伝いに行ってきます。
夜行日帰りの強行軍ですが、サラリーマンは週末しか使えないのでありがたい限り。
うちの会社もボランティア特別休暇作っちまおうかなぁ・・・

では、帰ってきましたらまたこちらでご報告します!

2011年5月10日火曜日

ksvn主催情報ボランティア勉強会に参加してきました

昨日は神奈川災害ボランティアネットワークさんが主催する、「情報ボランティア勉強会」に参加してきた。

今回は震災後気仙沼で活動をされているダイナックス都市環境研究所の渡邉氏の現地活動report
お話の内容は、
・気仙沼の復興状況
・ボランティア活動の状況(GW含め)
・活動内容の需要
・情報格差による、ボランティア活動地域格差
・情報ボランティアのニーズ
・現地への向き合い方
などなど、実際に現地でひとつの活動ではなく、「情報を収集・発信」する立場のボランティアとして活動している方のお話を写真を交え広い視点でのお話を伺えたこと、また、参加された方も多くの方が実際に現地でのボランティア活動を既に経験しており、気仙沼以外の地域でのお話を含め活発な意見交換、質疑応答が交わされ非常に有意義であった。

ところで、昨日の勉強会はおそらく興味ありつつも時間の関係で参加できない方や、また広く知ってもらい関心をもってもらう意味もあってスタッフの方がUstで中継、Twitterでリアルタイムに講演内容をつぶやくという試みを実施。ただ、お話の内容に現時点での状況とは若干異なるお話があり、Twitter上では「事実と違う」「情報を確かめて配信を」などとQTされる場面もあったよう。
結果としてスタッフの方の思いとは違う形で事実と異なる情報を発信してしまったわけだが、あらためて情報の取り扱いの難しさを感じるとともに、今回の震災に関連した情報共有の大切さをさらに感じるきっかけになった。

ボランティア活動開始

このGW、前半は家族サービスに費やしましたが、後半はボランティア活動の準備をようやく開始しました。
まずは、5月5日に神奈川災害ボランティアネットワークさんの説明会に参加。
また、サイトにて夜行日帰りボランティアを募集していたので応募。
この説明会に翌日の5月6日に参加。
ボランティア保険にも加入し、今週末宮城県は山元町へ夜行バスにて行って参ります。